腰痛の治療 足裏のお灸

最近はブログのネタが私の個人的つぶやきになってしまっているので、久々治療症例とさせて頂ききます。

腰痛と足裏のタコ

今日は無難な腰痛の症例からいきます。

腰痛は原因として様々なことが考えられますが、私の経験上、大体の治療の型があってその通りやると大方痛みが和らいでしまいます。

もちろん患者さん一人一人差異はありますが、自分の中でこれをやれば良くなるという型が出来上がっているのです。

しかし最近診させて頂いた患者さんの中で少し厄介な症例がありましたのでご紹介させていただきます。

その患者様は以前からたびたび腰痛で治療していましたが、現在はメンテナンスで通われている患者さんです。

悪くなるところが決まっているため大体治療パターンは決まっていますが、ある日診させて頂くと明らかに身体に出る反応が違っていました。腰の他にも股関節や首にも痛みが広がりかなりつらそうでした。

普段出てくるはずの身体の反応が出ずに他のところに出ていましたのでおかしいと思い、患者さんに細かく聞いてみましたが特に何かした覚えはないとのことです。

とりあえず、いつも通り四診をしてからその日の体調に合わせた刺鍼をしました。

そして脈も整い内臓の反応も消えたので、脊髄硬膜の捻じれを取るべくうつ伏せで治療していたところあることに気づきました

それは足の裏にできたタコです。このタコがかなり大きくなりひび割れを起こして炎症を起こしているのです。

患者さん聞いてみたところ、数週間前にできて始めは痛くて歩くのも大変だったらしく現在は痛いけど何とか歩けるとのことでした。

それを見た瞬間に身体に出ていた変な反応の原因はコレだと思いました。

痛みは落ち着いているものの無意識のうちにタコをかばって歩行しているのが原因と思われます。

この場合当たり前ですがタコの治療もしなくては良くなっていきません。

足裏にできたタコにお灸を据えましたが、これだけでは不十分なので家で厚くなった皮を切って頂くようお願いしました。

足裏のタコや魚の目をお灸で焼き切ることはよく行われることですが、私はマラソンでタコを作ってはよく自分で厚くなった皮を爪切りで切って凌いでいました。

お灸のほうが皮膚全体のつやが良くなり綺麗になりますが、即効性がないため厚くなった皮膚の部分は切って頂いた方が早く良くなります。

その後何度か治療をすると足裏の状態も良くなり身体に出ていた不調も消えていきました。

患者さんよっては問診だけでは不十分で、今回のように治療の中で患者さんの身体をよく診ていかなければ見落としてしまうことがあります。

特に足首や膝は痛みは出さないものの問題が見つかるケースがあります。(古傷など)

それにより他の部分に負担をかけて痛みを引き起こしていることもありますので、しっかりと問題を見極める必要があります。

それにしても、患者さんの身体をよく観察することは大事だなぁと思わされました。

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