頭痛の予防には運動が有効的です
- 頭痛と運動の関係
- 頭痛に有効な運動とは?
- 筋トレは頭痛を悪化させることがある
- 運動は程ほどが良い
頭痛と運動の関係
私は元々頭痛持ちでしたが、カイロプラクティック治療と運動により現在はほぼ症状は起きることがなくなりました。
以前は2~3日に1回は頭痛が起きるレベルでしたが、カイロプラクティック治療を受けたことにより激減し、たまに出ても運動をすれば改善できるようになったのでかなりの成果を感じています。
そこで、私が頭痛に有効だと感じた運動を紹介したいと思います。
運動の仕方によってはかえって頭痛が悪化してしまったことがありましたので、なんでも身体を動かせば良いということではないようです。
また、緊張性頭痛のような血行不良の頭痛には有効的ですが、片頭痛のような血流が良くなることで悪化する頭痛には不向きです。症状が起きている時には運動は禁物です。頭痛の症状がある時はゆっくりと休み、日々のメンテナンスとして、運動を取り入れると良いでしょう。
頭痛に有効な運動とは?
運動には有酸素運動と無酸素運動がありますが、頭痛の日々のケアには有酸素運動が効果的です。
有酸素運動とは、ウォーキングやランニングです。
無酸素運動とは筋トレや短い距離のダッシュなどを言います。
有酸素運動は全身の血流を良くし長期的に行うことで血圧を下げてくれる効果が期待できます。
東洋医学的にみましても、気・血・水の流れを良くするのでお勧めです。
しかし、注意していただきたいのはランニングやマラソンのような長い距離を走ったりペースを上げて走ることはかえって健康を損ないます。
ここで言う有酸素運動とはウォーキングのように心拍数をそこまで上げずにできる運動のことを言います。
経験的に頭痛改善の効果はどのような有酸素運動にもありますが、マラソンのように心拍数を上げて長時間行う運動は老化を促進させますのでお勧めしません。(私は走るのが大好きなので走りますが…)
プロのマラソン選手を見て頂けると分かりやすいですが、やせ細ってお世辞にも健康的には見えませんね。長時間走ることで、脂肪だけでなく筋肉も分解されてしまうので見た目にも機能的にも健康的ではありません。
有酸素運動をするのであれば、ウォーキングをお勧め致します。
筋トレは頭痛を悪化させることがある
筋トレのような無酸素運動は血圧を急上昇させ、頭痛を誘発させることがあります。また、長期間おこなうことで頭痛を悪化させる可能性がありますので注意が必要です。
私の経験でも筋トレをした後に頭痛を生じたり、頭痛の頻度が増した経験がありました。
筋力トレーニングは筋繊維を破壊し炎症を起こすので、運動をしている際中は血流が良くなるのですが、終わった後に血流が悪くなるのです。
患者様のお身体を診ましても、定期的に筋力トレーニングをされる方は、全体的に筋肉に張ってしまい、部分的に緊張が集まりすぎて血の流れが悪くなっています。
東洋医学的見地から言いますと、筋力トレーニングは気・血・水の流れを悪くするのであまり良くありません。
しかし筋力トレーニングによる恩恵も捨てがたいので(見た目が若く見える、筋力が上がることで日々のパフォーマンスが上がる等)、筋トレの後に有酸素運動をしてあげることで問題を解決すると思います。
運動はほどほどが良い
運動は健康促進にもなりますがやりすぎは健康を損ないますので、ほどほどにされると宜しいかと思います。
プロスポーツ選手を例にあげると、激しい運動をされる方は寿命が短くなってしまいます。しかし、長生きできれば良いかというとそういうことでもなく、どれだけ健康寿命を延ばせるかが重要かと思います。
日常のQOL(生活の質)をあげるためにも運動は必須なので皆さん是非歩きましょう!
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