糖質制限の効果は?

  • 糖質制限のブームと理論
  • 糖質制限をやってみて
  • 代案として

肉

治療家として健康を語るにはまず自身が健康でなくてはなりません。

そのため私は世間に出回る健康法や食事法自分で試してみて、その良し悪しを知る必要がありました。

理論や知識はそれぞれの健康法にあるのでしょうから、それの裏付けとして実際に経験してみて体調がどのように変化していくのか試していきました。

もちろん個人差があることを前提として私の経験談をお話させて頂きます。

そのうえで皆様のご判断をよろしくお願いします。

糖質制限のブームと理論

糖質制限ダイエットですが現在空前の大ブームを巻き起こしましたが、(現在は少し下火かもしれません)元々は一昔前にアメリカでアトキンスダイエットという名で現れ日本にも上陸したことがありました。

創始者のアトキンスが提唱した食事療法でローカボ・ダイエットとも呼ばれ、低糖質の食事を取ることが特徴です。

通常は糖分(グリコーゲン)がエネルギー源となりますが、このダイエット法は糖分を取らないので脂質がエネルギー源となります。

人間の身体は糖分が枯渇すると脂質をエネルギー源として身体を動かしていきますが、その状況を強制的に作り出すのがこのダイエット法です。

詳しいやり方に関しては調べればいくらでも出てきますのでそちらを参照してくださいませ。

本来は病人食として出てきた食事法ですがダイエット効果が認められ空前のブームを巻き起こしました。

日本ではここ何年かで一般の方にも認知されるようになりましたが、ボディビルやスポーツの現場では以前から行われていることでした。

私が知ったのも随分と前になります。(ブームが起きる前)

確か何気なくパソコンで調べごとをしていると、糖質制限の第一人者である江部康二さんのサイトに行き着いたのがきっかけでした。

やり方や理論等が細かく説明されていましたので、すぐに実際に試してみることにしました。

脂質をエネルギー源とするので低燃費な身体を作れ、かつ糖尿病などの予防にも繋がりますので、ダイエットもできて健康にも良いのなら試してみる価値があります。

糖質制限をやってみて

当時はまだ学生の時でした。

期間としてはひと月程でした。

午前中は治療院で働き、その後往診に行き、夜に学校で勉強をするというサイクルでした。(中々忙しい充実した日々を送っていました。)

結論から言うと、体重は落ちましたが実験をしたひと月は体調が良くありませんでした。

ただでさえ忙しく多忙な毎日を送っていたので続けるのが困難でしたが、ひと月は続けてみないとデータが取れませんので気合で乗り切ることとなりました。

当時私は特に太っていたわけではありませんでしたが、体重は3㎏程落とすことができました。

65㎏→62㎏

体重は落とすことに成功しましたが、体調も落ちることとなり、身体の冷えと倦怠感、めまい、頭痛が続き、夜も寝れない日が続きました。

とにかく身体に力が入らずに、後半は鬱気味になるほどでした。

身体が糖質代謝から脂質代謝に切り替わる際にそのような症状が診られるとのことで、その場合は油をしっかりと取ることを推奨されていたので、オリーブオイルなどの油をしっかりと取りましたが症状が改善することはありませんでした。

ひと月が経ち、ご飯を食べた時にそのような症状が一気に改善した時は驚きました。

力がみなぎり活力が湧いてきて身体が喜んでいることが分かりました。

確かに糖質制限の理論は医学的知識を備えていれば納得のいくものなんですが、僕は自分の経験上お勧めしません。

糖質制限はダイエットという面では効果がありますが、健康面を考えますと合わない方がほとんどかと思われます。

たいていの方は体質に合わずに途中で断念してしまうのではないでしょうか?

日本人で糖分を取らないことは生きずらい環境ですし、体重を落とすだけならもっと他に方法はありますからね。

代案として

完全に糖質を抜くのは難しいので、夕食だけ糖質を抑えてあげる分には健康被害もなくダイエット効果が期待できますのでお勧めです。

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