砂糖中毒について 甘い物が食べたくなったら
- 現代人は砂糖中毒
- ご飯を控えた方がいいのか?
- 甘い物が食べたくなったら
現代人は砂糖中毒
疲れがたまっている時に、気付け薬として甘い物を食べる方は多いのではないでしょうか?
そのような方は慢性的な疲労に悩まされ、仕方なく身体を奮い起こすために甘いものを食べているかと思います。
甘い食べ物にもれなく含まれる砂糖ですが、三大栄養素の中の糖質であり身体のエネルギー源となります。
基本的には糖質が無ければ身体を動かしたり物を考えたりすることはできなくなります。
脂質は糖質に変わりエネルギー源となりえますが、糖質を優先的に使うように身体はできているため糖質が事実上のエネルギー源となっています。
(ハイブリットカーで言うところのガソリンが糖質で、モーターが脂質。)
糖質はけっして身体に悪いものではありません。しかし現代人の食事は糖質に偏っている傾向があります。
とくに日本人はお米を主食とするため糖質過多の状態に陥りやすくなっています。
お米やパン、パスタなどを三食しっかり食べながら甘いお菓子を食べている方が多いかと思います。
一昔前までは食事において目の敵にされてきたのは脂質でした。
脂質の取りすぎが、肥満や血管系の病気をもたらす原因となっているとされ危惧されていました。
しかしここにきて、砂糖の取りすぎによる身体の影響の方が甚大であると認識が変わってきました。
砂糖の取りすぎが肥満や血糖値の異常(糖尿病や低血糖症)、副腎疲労を起こし、身体の不調を起こしていると考えられるようになったのです。
ご飯を控えた方がいいのか?
そのため、ご飯を食べることを控えた方がいいとか、ご飯に含まれる糖質の量は砂糖で言うところの~、といった意見を持つお医者さんが出てきました。
しかし私はこの考えには懐疑的で、そもそも日本人は代々米を主食としてきたのにも関わらず、ご飯の食べすぎが身体に悪影響を出しているとは考えられません。
日本人の平均寿命が長くなったのは食料や医療が豊かになったのもありますが、白米による恩恵が大きいことは疑いの余地がありません。
戦後の貧しい食料事情をも支え、日本の土と水と空気によって培われたお米が身体に悪い訳がありません。
栄養価をとってみても優秀で、その他おかずと一緒に食べることでバランスの良い食事が取れます。
私は問題はご飯以外の精製された糖質(砂糖)であると考えています。
砂糖はショ糖ともいい単一の栄養源であります。そのため消化にかかる時間も早くすぐにエネルギー源になるべく血中に放たれます。
結果的に血糖値を急上昇させてしまうので、身体に悪影響を及ぼすことになります。
この砂糖と白米を同一に考えるのはあまりにも乱暴な考えです。白米には適度なタンパク質やミネラルが含まれる点で砂糖とは別ものです。
現代人は糖質の取りすぎと言われますが、それはパンやお菓子、清涼飲料水に含まれる砂糖が原因であることは間違いありません。
極論そのような食品を取らなければいいのです。
甘い物が食べたくなったら
どうしても甘い物を食べたくなったらどうすればいいのでしょう?
一つだけ良い方法があります。
それは運動をすることです。
マラソンランナーは前日や走っている際中に積極的に砂糖の入ったドリンクを飲みますが、身体に糖分が必要だからです。
現代人は日常的に動かなくなったのにも関わらず砂糖を取るから血糖値に異常をきたしています。
使われなかった糖分は脂肪として蓄えられたり、たんぱく質とくっついて老化の原因となるのです。
そうならない為にも、普段から運動をして消費すればいいのです。
筋肉もつけば糖分の貯蔵庫としての役割を果たしてくれ、多少人よりは糖分を取りすぎても問題はありません。
体力もつきますし、甘い物も食べれますし一石二鳥ではないでしょうか?
我慢するか、運動するかお選びください。
(私は甘い物を我慢したくないので運動をしています。)
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