砂糖と副腎疲労
- 砂糖の過剰摂取による副腎疲労
- 副腎疲労の主な症状
- 副腎は自律神経と関係が深い
- 問題は砂糖
- 副腎疲労を防ぐには?
砂糖の過剰摂取による副腎疲労
昨日は砂糖中毒についてお話しましたが、本日は砂糖の取りすぎにより起こる副腎疲労についてお話します。
砂糖を大量に取ると血糖値が急上昇し膵臓からインシュリンが分泌されます。
すると今度はその反動で低血糖になるので、副腎から糖質コルチコイドなどの血糖を上げるホルモンが分泌されます。
そのような血糖値が乱高下することが日常化し、副腎が酷使されることにより起きる身体の不調を副腎疲労といいます。
副腎はストレスに対抗するホルモンも分泌するため負担の大きい臓器です。
現代人はストレスが多いとか、病気の元々の原因はストレスだといわれてますが、副腎はストレスを受け止めている臓器でもあります。
副腎は腎臓の上にある小さな臓器ですが、いくつかの重要なホルモンを分泌する臓器です。
体内の水分量の調整(血圧調整)や血糖値の調整、性ホルモン、ストレスの反応など多岐に渡る働きをホルモンを介して支えています。
副腎疲労の主な症状
・朝起きるのがつらい(午前中の調子が上がらない)
・夜なかなか寝付けない
・立ちくらみをする
・やる気が起きない(鬱気味)
・疲れが取れない
・イライラしやすい(ストレスを感じることが多い)
・更年期障害に似た症状
・甘い物を食べたくなる
・身体が冷える
副腎の疲労は特に極度の疲労感を覚えたり、気分障害や関節痛などを訴えることがあります。
副腎は自律神経と関係が深い
また副腎はアドレナリンや糖質コルチコイドを分泌することで、交感神経を優位に働かせ自律神経のバランスを崩してしまいます。
それにより、身体に及ぼす被害は甚大なものとなります。
副腎疲労というワードはここ最近とても耳にするようになりましたが、個人的には糖質制限からの流れが大きいかと私は考えています。
また、血糖値に関しましても糖尿病はすでに警報が鳴らされていましたが、最近では低血糖も注目を浴びるようになりました。
いずれも糖質制限が発端となっていて、どの参考著書も最終的には糖質制限に行き着きます。
しかし、副腎疲労も低血糖も以前から言われてきたことでしたが、問題は精製された糖分(砂糖)にあると考えています。
問題は砂糖
糖質制限までしなくても砂糖を控えるだけで充分に効果が期待できますので、副腎疲労が疑われる方は砂糖を控えられてください。
当院で治療していても副腎で反応される患者様は非常に多くなっています。
女性に多くみられ共通することは甘い物が好きであることです。
お昼に時間がない時は甘いお菓子で済ましてしまうことが多く、日ごろから甘いお菓子を食べる習慣があるようです。
仕事をしているとストレスも付きまといますので副腎にとっては荷が重くなってしまいます。
結果的に副腎疲労をベースとした様々な症状を持って来院されます。
副腎疲労を防ぐには?
極論をいうと、砂糖が多く含まれるお菓子を食べないことです。
普段の食事は糖質だけの食事にならないように、(おにぎりだけ、カップラーメンだけにならないように)たんぱく質もしっかり取るように心掛けてください。
また血糖値の乱高下が副腎疲労を悪化させますので、血糖値を安定させるため小まめに間食を取られることです。
その際はナッツ類やたんぱく質が含まれるお菓子(プロテインバーくらいしか思いつかない)を食べてください。
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