こんな男でありたいと思わせてくれる1冊… 百田尚樹さんの影法師を読んで

百田尚樹先生著 影法師

ぜひ映画化して欲しい作品

年始に祖父のお見舞いに行った際に、book offで小説を何冊か買っておいたのをようやく読み始めました。

中古といえど100円で本が買えるbook offにはいつもお世話になっています。

以前は入間市にもbook offがあったのですが潰れてしまい、book off を見かけると立ち寄りまとめ買いをしてしまいます。

普段小説は読まないのですが、頭が疲れた時に箸休め感覚で読んでいます。(といっても月に1冊くらいは読んでいるだろうか。)

けっして嫌いではないのですが一度読みだすと止まらなくなってしまうため、あまり読まないようにしているのです。

特に百田尚樹さんの作品はとても好きで読んでいて引き込まれてしまいます。(女性だと畠中恵さんの作品はよく読みます)

そして、今回は百田尚樹さんの「影法師」を読みました。

400ページ弱程の作品でしたがほぼ一日で読んでしまいあっという間でした。

お陰様で事務作業が手につきませんでしたが、とても良い気分転換に…

時代小説だったので慣れない言い回しを理解するのに苦労しましたが、百田さんの作品はまるで映画を観ているかのように想像できるのであっという間に読んでしまいます。

また、話しの起承転結がしっかりしていて、最後はしっかりとオチを付けてくれるので読んでいて気持ちがいいのです。(だからやめられない止まらない)

物語の後半は涙が止まらなくなり、感傷に浸りながら読んでしまいました。

主人公である愚直な男と、その友人である頭脳明晰で剣の達人である男を描いたストーリーで、男の生きざまと武士道をみせてくれる作品です。

今では考えられない階級制度の基に、倫理、道徳があり、どうすることもできない主人公の夢を叶えるため友人は自己犠牲をします。

これぞ男の生きざまだよなぁ、と読んでいて感動しました。

そして自分もこのような武士道の精神を持ち合わせた男でありたいと思いました。

現代では道徳心をもった方が減ってきていて、日本人は大切な精神を失いつつあると思います。

先日、仕事が終わり歩いて帰っていると歩きたばこをしている方と遭遇し、その方は川に向かってタバコを投げ捨てていきました。(タイミングが合わず注意はできなかった)

別にタバコを吸うなとまでは言いませんが捨てるなよと・・・

タバコを吸う方は年々減ってきているようですが、吸っている方の民度の悪さは変わるどころか悪化している気がするのは私だけでしょうか?

また私はマンションに住んでいるのですが、挨拶をしても返さない人や駐車禁止のゾーンに何時間も車を停車する住民の方がいらっしゃいます。

武士道とまではいきませんが、せめてもの道徳心は捨ててはいけないと私は思うのですが、考えが古いのですかねぇ。

そんな方々に読んでいただきたい一冊であります!

話しは変わりますが、先日Twitterで百田尚樹さんが引退を撤回されたようなので次回作に期待しております!

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