肉離れはつらいよね・・・
蘇る坂道ダッシュの記憶
昨日は遅くに草野球の友人が治療にきました。
先週の日曜日の野球の試合中に太ももの肉離れを起こしてしまったのです。
肉離れを起こした二日後に治療に訪れ、その時は足を引きずりながら痛そうにしていましたが、現在は歩く分には問題がないとの事。
内出血の痕からみても良好な感じなので、このままいけば順調に治ると思われます。
こういったケースでは肉離れを起こしている部分の炎症を抑えつつも、足に通う血流を良くしていく必要がありますので、本治(根本的な原因の治療)と標治(症状に対しての治療)に分けて治療していきます。
本治とは病を起こしてしまった原因に対しての治療です。
なぜ普段痛めないはずの太ももを痛めてしまったのか?
そこのところを中医学的診たてを立てながら、身体全体をトータルで診ていきます。
本来の身体が整った状態であれば、痛めてしまった部分の治癒がスムーズに行われますので自然と痛みが引いてきます。
しかし、本治がお粗末ですと中々症状が改善しなかったり、再発してしまうこともあります。
治療家によっては痛めた部分を触らずに治療してしまう方もいらっしゃいますが、本当のところを言うとそれだけでも充分なのです。
痛みのある部分を触ったところで塩を擦りこむようなものなので、場合によっては炎症を拡げてしまうこともあります。(とても繊細な刺激が求められます)
それならば身体が早く治るような環境を作ってあげた方が、結果的に良いのではないかと私は思います。
・・・・・
しかし、肉離れは痛いですよね~💦
私も22歳の鍼灸学生だった頃に経験しています。
国試前で運動不足だった時に坂道を走ったところ、太ももがバチっと音を立てて猛烈な痛みに襲れました。
そして、その場で倒れこみ全く動けませんでした・・・
その後、数十分かけて立ち上がりなんとか家まで戻りましたが、しばらくは痛みが強く何もできませんでした。
1週間後の国試では足を引きずりながら受けに行ったのを覚えています。
そんな経験もあったので友人には早く治ってもらいたいなぁと思ったのです。
皆さんもお気を付けください。
運動不足でなくても起こしてしまうこともありますので、普段から身体のメンテナンスが大事です。
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