脈論口訣 脈診をされる方に是非お勧めの一冊

またもや良本に出合えました

脈診口訣は天和3年(1683年)に刊行されたものを現代語訳したものです。

脈診は中国医学の診察法において切り離せないものとなっていますが、その脈診の根底となるものをこと細やかに説明してくれる一冊でした。

脈診についての本は色々と読みましたが、これ程の情報量の詰まった本は初めてです。

前回読んだ「脈診 その手法と古典的背景」より、基本的なことからさらに深いところまで掘り下げているように感じました。

なので先にこちらを読んでおけば良かったと思っています。(どちらも良本ですが)

しかし、とにかく情報量が多い一冊なので何回も読み込まないと理解できなそうです。

特に、人迎気口診の解説はとても詳しく参考になったので今後の治療に活かしていこうと思います。

また、漢文の解説もとても丁寧にされているので読みやすくとても勉強になりました!

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脈診は奥が深く勉強すればするほどその可能性に驚かされます。

シンプルな診察法ですが、脈診一つで分かる情報はとても多く、デキる治療家の方程その引き出しは多くなります。(はなから否定する方には分からない世界です)

取得が困難な診察法故に敬遠されがちですが、もったいないと私は思ってしまいます。

こんなに奥が深くてやりがいのある世界はないのになぁ…。

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