富士山 回想
先日の休みは富士登山に行って参りました。
山登りを趣味としている私ですが、実のところ富士山は今まで登ったことがなかったのです。
それよりも私は1000m前後のハイキングレベルの山登りしかしたことがなく、3700mに及ぶ富士山は未開の領域でした。
とはいえ体力には自信がありましたので、富士登山なんて全然余裕だろうとたかを括っておりました。😏
富士山には4つのルートがあり、初心者向けの吉田ルートというものがありますが、一緒に同行する友人の勧めもあって、1番ひと気が少なく標高差のある御殿場ルートで山頂に向かうことになりました。
しかしその選択が後々悲劇を生むことになるとは予想だにしませんでした…✊
山頂付近でご来光を拝むために夜の9時から御殿場ルートの5合目を出発しました。
出発からしばらくなだらかな坂が続きます。
単なるなだらかな坂だったら良いのですが、足場の砂が滑って、まるで砂漠地帯を歩いている感触で想像以上に疲れます。
しかし登るにつれていつかは歩きやすい土に変わるだろうと思い、「こりゃ良いトレーニングになるな〜!ワッハッハ〜!」と友人と楽しく歓談しながら登っていきます。
されどいくら登れど砂浜のような足場に変化はありません。
それどころか坂の傾斜がキツくなり、ロープを掴まないと登っていけない場所にも出くわしました。
まさに3歩進んで2歩下がるといった感じで普通に坂を上がるより倍以上の体力を奪われます。
富士登山の経験もある友人も「こんなに辛いとは思わなかった!」と苦悶の表情を浮かべております。
また周りは真っ暗でライトで照らされた部分以外はよく見えません。
そんな中唯一の救いだったのが星空が綺麗だったことです。
天気にも恵まれ上空に広がる満点の星空に、苦しさも5%くらい軽減しました。(ほとんど軽減しない)
「あ!流れ星だ!」と童心に帰りながらキツい坂を上がっていきます。
あまりのキツさに10m上がっては足を止め星空を眺めるといった感じで、このままでは本当に山頂に到着するのか不安になってきました。😬
これは普段のトレーニングの1000倍は辛い…
ちょっともう帰りたくなってきた…
心の中でささやきましたが、男たるものここで引き下がる訳にはいきません。✊
本当の地獄はこれからであることも知らずに、ただ足を進めていきます。
続く…
スギ鍼灸治療院#すぎ鍼灸治療院#入間市#飯能市#日高市#狭山市#所沢#めまい#頭痛#耳鳴り#不眠症#腰痛#坐骨神経痛#ヘルニア#脊柱管狭窄症#自律神経の乱れ#自律神経治療#鍼灸#カイロプラクティック#オステオパシー