食わず嫌い

易経についての本を漁り出してから唯一敬遠していた本がありました。

その本をようやく読む決心がついたので、先日とうとう購入して読み始めました。

敬遠していた理由は本の題名にある通り、易経を鍼灸治療に用いることに抵抗があったこと。

別に自分は易を用いて治療をするわけじゃなくて、あくまでも中医学の理論に沿って弁証論治するべきだと考えていたからです。

中医学に対する自分の中のイメージを損ないたくなかったのですね。

易と言うと占い、なんとなく胡散臭いイメージを連想される方も少なくないと思います。

私は占いがあまり好きではなく、朝のニュースの動物占いや血液型占いは絶対に見ません。

(たまたま見てしまった時はそれだけで朝からブルーになってしまう。)

しかし中医学を学んでいるとどうしても避けて通れない道があります。

それは気の概念や陰陽論の思想です。

これらの概念を理解するにはどうしても易経に触れなくてはなりません。

ということで易経についての本を漁っている訳なんですが、思いの他敬遠していた本が読みやすく、素晴らしい本であったことに気づきました。

食わず嫌いはよくありませんね。

思い切って食べてみたら思ったより美味しいじゃん!ということもあるんだなぁと…

ちょっと興奮しております。

#入間市、鍼灸、針治療、自律神経治療

Pocket