だるさ
少し前まで冬の寒さを感じる程でしたが、現在は春の陽気を超えて初夏の暑さを感じれるようになりました。
ゴールデンウィークに入ったばかりの気温は30℃近くまで上がり、ついこないだまで肌寒かったのが嘘のようです。
春は陽気が高くなる季節ですが、体力の衰えている方やコンディションが優れない方は気血が巡らず身体が重だるくなる季節でもあります。
今年の春も身体のだるさを訴える方が多くいらっしゃいました。
私自身毎年春になると身体がだるくなり朝起きるのが辛くなるのでとてもよく気持ちが分かります。
毎年養生を重ねて大分楽にはなりましたが、以前は仕事をするのもしんどい時期がありました。
だるさを引き起こす要因はいくつも挙げられます。
身体の中を流体する血液や体液の巡りが悪くなった結果浮腫んだり、そもそも流れるモノがなくなると人はだるさを訴えるようになります。
春は陽気が上がるといいましたが、それは身体の中でも起こり、頭に血が上りのぼせ状態になります。
しかしそもそも身体にとって必要なモノがなければ頭に血が上らず頭が働かないのでやる気が起きずだるくなってしまいます。
反対に頭に血が上がりすぎて夜寝付けなくなる方もいらっしゃいます。
鬱の方がさらに動けなくなったり、躁鬱になってしまう時期でもあるので春は要注意です。
いわゆる自律神経失調を起こしやすい季節であります。
春になると頭のおかしい人が騒ぎだすなんて言いますがあながち間違いではありません。
そういった傾向のある季節なんですね。🌸
