ダイエットの大敵ストレスを緩和させるツボ
- ・人はストレスがかかると食欲が増す
- ・甘いものが食べたくなるのは仕方がない
- ・中医学ではストレスが慢性化すると肝に異常が起こる
- ・肝の働きを正常にして気血の巡りをよくさせることがストレスの緩和につながる
- ・肝の機能を促進させるツボ
- ・ストレス発散方法は様々
人はストレスがかかると食欲が増す
皆さんは仕事で疲れた時に急に甘い物を食べたくなったことはないでしょうか?
無性に甘い物が食べたくなり、仕事帰りのコンビニでスイーツを買って帰ったり、味付けの濃い食べ物や、お酒を飲むことで1日の疲れを癒しているという方は多いと思います。
人はストレスがかかると交感神経の働きにより身体が緊張するので、無意識に食べることでリラックスしようとするのです。(食べることで副交感神経が働きリラックスするため。)
またストレスはアドレナリンやコルチゾールといったストレスホルモンを出す為、グルコースの需給量が増し特に糖分を取りたくなります。
ストレスはダイエットの大敵と言いますがちゃんと理由があったのです。
ストレスの発散方法は人それぞれですが、食欲で満たすことが一番手っ取り早いので依存してしまう要因かと思います。
甘い物が食べたくなるのは仕方がない
ダイエットをしているけど仕事のストレスが多くて甘い物がやめれない!
しかしストレスがかかると食べたくなるのは人間の本能なのでそこのところはどうしようもないと思います。
ではストレスそのものをどうにか緩和できないでしょうか?
中医学ではストレスが慢性化すると肝に異常が起こる
中医学でいう肝とは西洋医学でいう肝臓とは少し違います。
肝は気血を身体に巡らせる働きを担い、筋肉や関節の運動に関係します。また、視力や眼球運動にも関わっています。
気血の運行に関わっているので様々な器官に影響が及ぶのです。
また気血の流れが悪くなると、脳への血液供給が上手くいかなくなり精神的にイライラして怒りっぽくなったり抑鬱状態になります。
そしてストレスが慢性化すると肝の疏泄機能(気血を巡らす働き)を乱して肝気鬱結という病症になります。
肝気鬱結の症状は、イライラしたり抑鬱感のほかにも気血の巡りが悪くなるため、筋肉や関節の問題、女性の場合月経不順や月経痛が認められます。
肝気鬱結が悪化しますと肝火上炎となり、めまいや頭痛、耳鳴りといった症状を出すことになります。
肝の働きを正常にして気血の巡りをよくさせることがストレスの緩和につながる
私事ですが、仕事で疲れた時やストレスを感じた時には肝経のツボを刺激することで症状を緩和させています。
すると、身体の力が抜けリラックスすることが実感できます。全身のこわばった感じがとれて、頭痛などの症状もとれてしまいます。
頭がスーとしてきて甘いものへの欲求は落ち着いてまいります。(もともと大量に食べれないので問題ありませんが…)
そこで肝の機能を促進させるツボをご紹介いたします!
日々のストレスケアに参考にして頂けますと丁度良いかと思います。
肝の機能を促進させるツボ
太衝・・・足の親指と人差し指の間の骨の付け根の部分になります。押して痛い部分やブヨブヨとしている部分を親指か尖った物で刺激してください。
内関・・・手首より指3本下の真ん中です。
親指で深く指圧すると鈍い痛みがあります。ストレスが多い方は左手に圧痛が見つかることが多いです。
行間・・・足の親指の水かき部です。
とくにイライラ感が強かったり、頭痛などの症状を伴う時に特に効果的です。
両側刺激して構いませんが反応がある側(圧痛があったりブヨブヨしている)を入念に行いましょう。
ストレス発散方法は様々
ストレスの発散方法は人それぞれかと思います。
お酒を飲むことで発散する方もいれば美味しい物を食べることで発散される方もいます。
また、映画鑑賞をしたりスポーツをすることでもストレス解消をすることができます。
食べたり飲んだりすること以外に何かストレスを解消できるものがあると良いですね。
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