頭痛の治療 肩こりからくる緊張性頭痛
- ・肩こりと頭痛
- ・首肩こりを調べる簡易検査法
- 頸椎伸展検査
- 肩関節外転検査
肩こりと頭痛
頭痛にはいくつか種類がありますが今回は緊張性頭痛にフォーカスしてお話ししていきます。
緊張性頭痛は明らかな原因は分かっていないにせよ、頭蓋骨周囲の筋肉が緊張し血流障害がみられます。
そのため緊張性頭痛を訴える患者様のほとんどに肩こりや首こりなどの不定愁訴が存在します。
精神的、肉体的ストレスが誘因となり頸肩部周囲の筋肉を緊張させてしまっていますので根本的にはストレスケアが大事となります。
治療としてはストレスケアと同時に頚肩部の緊張を取り血流改善を図ります。
しかし肩こり、首こりといっても判断基準があいまいです。
なかには自覚症状がない患者様もいらっしゃいますので、肩こりと言われてもピンとこない患者様もいらっしゃいます。
首肩こりを調べる簡易検査法
そこで簡単な肩こり、首こりの検査方法を皆様にお教えします。
検査方法は2つあり関節の可動域を調べることで、頚肩部の筋肉と関節の状態を把握することができます。
一つめは
頸椎の伸展検査です。
頸椎は前後に倒したり、横に倒したり、回旋する動きを有うしますが伸展(後ろに倒す動き)の動きがとても重要になります。
頸椎に何らかの問題がある場合や周囲の筋肉の緊張が強い方はこの動きに制限がみられます。
正常ですと顔が180°床と水平になる位置まで首を倒すことができます。
肩こりが悪化している患者様は首を完全に後ろに倒せずに下の写真のようになってしまいます。
また、神経症状のある方は頸椎を伸展すると痺れを伴います。
そして2つ目は
肩関節の外転検査です。
腕を真横に挙上していきます。
この時腕が下の写真の様に前に逃げないように注意してください。
正常ですと左右の腕とも耳の横まで上げることができます。
頸椎や胸椎に関係する筋関節に問題がある場合、また肩関節そのものに問題がある場合は途中で関節がロックしてしまい、上げることができません。
この二つの検査によりおおよそ首こり、肩こりの状態を調べることができます。
肩こりの症状をお持ちでもこの二つの検査が正常であればそこまで深刻な状態にありません。
反対に肩こりの症状はなくともこの2つの検査が陽性の場合、治療をする必要があります。
治療に関しましては問題が首、肩周りに存在するとは限りません。腰や足に存在するかもしれませんし、内臓の調整を必要とするケースがあります。
是非ご相談ください。
また頭痛の時に自分で出来るセルフケアをご紹介していますので、こちらもご参照くださいませ。↓↓↓
https://sugi-amc.com/diary/2019/11/284/
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