富士山 回想4
富士山頂に着くとすぐに下山することになりました。
山頂付近には何やら神社があるらしく、そちらに参拝されるのが定番の流れらしいです。
本当は色々と周りたかったのですが、体力をできるだけ温存しておきたかったので、下山するしかありませんでした。🙌
下山ルートは途中まで登りと一緒ですが、8合目を過ぎた辺りから別れ、足が埋もれる程の砂利道を永遠と下ることになります。
登りではグロッキーな顔つきをしていた友人でしたが、下りに入ると水を得た魚のように生き生きとしだし、道を行き交う登山者と挨拶や小話をする程になっていました。
反面私はというと、頭痛と吐き気、倦怠感がどんどんと酷くなり休憩地点で休まなければならない程になっていました。
初めは軽い高山病にかかったのかと思っていましたが、標高が下がる度に酷くなる症状に高山病の可能性は薄くなりました。
今考えるとおそらく強い日差しによる日射病かと思われます。
水分の摂取を控えたことで体温調節が上手くいかなくなり症状に拍車をかけたと思います。
登りと同様、私の調子が優れなかったので下山も休み休み進まなくてはならなくなりました。
同じ下山者が爽快に足速に下っていく中、ゆっくりと下りていきます。
登りはあまり意識はしませんでしたが、下りは少し余裕が出てきて周りを見渡しだし…
何もない殺風景な景色に段々と飽きてきて、早く終わらないかな〜💧と精神的にも疲れてきました。😬
御殿場ルートは他のルートと比べてスタート地点の標高が1000m低いのでその分時間がかかります。
いつ終わるのだこの地獄は?といった感じで意識も朦朧としてきましたが、靴に入る石コロに足裏を刺激されながら正気を保っていました。
そして…
5時間弱かかりようやく下山することができました。😫
YAMAPの記録によると15時間に及ぶ登山となりました。
こんなにキツい経験をしたのも久しぶりです。
個人的にはフルマラソンを走るより数倍辛く感じました。💧
下山をしてからゆっくりと身体を休めていると大分楽になりましたが、左耳の耳閉管がその後5日間くらい続きました。
やはり相当の負担だったのだと思います。
今回の登山の反省点として水分補給を怠ったことがありますが、普段登る低山ではほとんど水分補給をしないので、次回から高い山に登る時は気をつけたいです。✊
そして富士山初心者の方には御殿場ルートはお勧めしません。🙅♂️
一緒に同行した富士登山の経験のある友人も同じことを言ってました。
初心者はとりあえず御殿場ルートはやめとけ🙅♂️
体力だけには自信がある私でも今回は本当にギリギリでした(笑
終わり…
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